
登山者の義務
わたしと一緒に登山に行く人には、登山用の保険を義務付けています。
保険に入っていないと一緒にいきません。
登山中は何があるかわからないし、万が一のことも考えて保険に入るのは、登山者の義務だと思っています。
保険証書のコピー、保険証のコピー、登山計画書のコピーは、携行します。
家族がいる人には、保険に入っていることを伝え、保険証書の原本を渡しておきます。
わたしは、JRO(日本山岳救助機構)、ニッセイ同和損害保険、ワンデーレジャー保険と三種類の保険に入ってました。
登山計画書は、フォーマットがネットに転がっているので書き方は記載しませんが、各県の提出先(主に警察署)に送付しておきましょう。
コピーを2枚取って家族に一枚、自分で一枚持って、登山中も携行します。
山には、思い出と足跡だけ残して、全て持って帰ります。
できたら一つでもゴミを持って帰りましょう。1人が一個持ち帰れば、それだけで山は喜んでくれます。
(ここで紹介するのは、あくまでも個人的なお勧めであり、自分の体にあった装備、自分の体力にあった登山を心がけてください。お勧めはしますが、山行は自己責任でお願いいたします。)
ルートファインディング
登山に出かけて疲れてくると足元しか見なく(見えなく)なります。
ルートの5〜10メートル先に自分が足を乗せる場所を見て登山しましょう。
これをルートファインディングといいます。
葉っぱが積もっていて滑りやすくなってなっていないか、転がる石はないか、折れかかった木はないか、道に迷っていないかなど自分が行くべきルートを間違いなく進んでいるか確認できます。
時間設定
登山用の地図なら、このルートは1.5時間とか書いてあるので、自分の体力とどの程度違っているのか知るための指標になります。
地図には、1.5時間と書いてあって、2時間かかってしまったら、1.25倍の時間がかかったことになります。
トータル時間が6時間としたら8時間くらいの山行と考えてルートを選択します。
わたしの場合には、大体同じくらいの時間で歩きましたが、急登がある場合には、1.5倍の計算をしていました。
木の根は踏まない
2000メートル程度の登山でしたら、ルートファインディング中に必ずと言っていいほど木の根が出てきます。
木の根と木の根の間は踏んでも良いですが、木の根の上には絶対に乗らないでください。
ほぼ間違いなく滑ります(滑らないこともあると思いますがそれはラッキーです)。
ルートファインディング中に木の根がある場所をどうしても通過する場合には、滑らないように注意してください。
右足を根の上にかけ、体重を乗せて登ろうとして滑って膝を強打し、一緒に行った3人に大変な迷惑をかけたことがあります。
(ここで紹介するのは、あくまでも個人的なお勧めであり、自分の体にあった装備、自分の体力にあった登山を心がけてください。お勧めはしますが、山行は自己責任でお願いいたします。)
