【2023年保存版】登山初心者でも知っておきたい怪我をした時の対応

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山の写真
PhotoAC

登りでも自分が怪我をした場合、自力で下山できるなら下山しましょう。

動けないような怪我をした場合には、本日の山行は諦めて救急車を呼びます。

山中ですので、来てもらうには時間がかかります。

自分で判断せず動かないようにすることが肝心です。

少し動けるようなら人が行き来するような登山道で人が来るのを待ちます。

その間、自分の怪我がどういう状態かよく観察してください。

連絡できるなら、大切な人、友達などに連絡して、無事でいることを伝えましょう。

人が通ったら、どういう状態か説明して助けてもらいましょう。

切り傷なら、できるだけ早く止血してください。

傷口を水で洗い流して、清潔なタオルをあてて圧迫します。

捻挫なら、テーピングがあればテーピングをすると多少動けるようになります。

ただ動けるからといって登りはやめましょう。下山を考えてください。

明らかに骨折している場合は、動かずに救急車を呼んで、できる限り自分がいる位置を正確に伝えられるようにします。

救急車でも搬送に時間が掛かるようなら、ヘリコプターになることが考えられます。

そうなった時のために登山保険に入っておくことをお勧めします。

登山道から外れて、どうにも動けない場合には、笛を使って人がいることをアピールします。

危険度が高い場所なら、できるだけ危険度の低いところへ移動します。

もちろん電話がつながるなら、迷わず救急に電話しますが、夜は暗くなる前で捜索が打ち切られるので、暗くなる前にビバークを考えてください。

レスキューシートがあれば体に巻き、できるだけ温かくします。

完全に暗闇になったら、食事、水分補給をして、落ち着いて体力温存に努めます。

朝方になったら、笛とヘッドランプを点けたり消したりして少しでも早く救助に来てもらいましょう。

本来は、本格的な山岳保険がいいのですが、ワンデー保険やレジャー保険もありますので、自分は大丈夫と思わずに必ず保険に入っておきましょう。

私と一緒に登山にいく場合には、参加の必須項目にしています。

もう一度言いますが、保険には入ってください。

筑波山山頂付近で転落して頭から大量に血を流している人が、ヘリで搬送されるのをみました。

また、富士山山頂付近で、自分が滑落しそうになった経験があり、保険を勧めています。

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