

すれ違いと追い抜き(追い抜かれ)
自分が登りの時にすれ違う時は、先に行かせてくれることが多いのですが、段差や道の細さなどを考慮して、登りが後になることもあります。
どちらが先というルールは、あまり気にせず下りを先に行かせてしまっても問題ありません。
「すみません」「どうも」など声をかけ合いましょう。お互い気持ちよくね。
あいさつ
一人で登山していて、もし他の人とすれ違ったら山頂までの情報を仕入れるため、声をかけましょう。
挨拶だけでもいいし、山頂まで危険なところはないか聞いてもいいです。
なんとなくすれ違った人を覚えていてくれれば、自分が怪我したり、道に迷った時にどこで何時ごろすれ違ったかの手がかりになるからです。
緑のザックだった、グレーのパンツだった、オレンジの帽子だったとか特徴を覚えておくといいと思います。
まだ一回もありませんが、遭難者の検索にこんな格好の人を見なかったかって連絡があるみたいです。
一人での登山
標高1000メートルまでの山にしましょう。
もちろん体力作りをしてから、準備を入念にして登山に出かけましょう。
呼吸は、2回吐いて、1回吸うを基本として歩くようにしてください。
これは、2000メートル級の山に行った時に役立つ呼吸法です。
空気が薄くなって、気圧が下がると、肺に空気が入って来なくなります。
大きく深く息を吐くことで、勝手に肺に空気が入ってくるようになります。
この呼吸法を普段から練習しておくことで、高い山に行っても自然にこの呼吸法を利用できます。
富士山に行った時に五合目(2500メートルくらい)で、階段を登っただけで息が上がります。
五合目に着いたら1時間は高度順応してから、登山を開始してください。
二人以上での登山
足の遅い人にペースを合わせます。
一緒に山行するのが初めてなら、先を歩かせて、ペースをみます。
早いようなら休憩をこまめに取ったり、休憩時にもう少しペース落とそうかと言って調整しましょう。
余裕がなくなっているようなら、自分が前に出てペースを遅くします。
もう一度言いますが、遅い人にペースを合わせてください。

(ここで紹介するのは、あくまでも個人的なお勧めであり、自分の体にあった装備、自分の体力にあった登山を心がけてください。お勧めはしますが、山行は自己責任でお願いいたします。)