
第九週〜第十週:低山での登山で自分の実力を知る
お休みの日にルートがしっかりした低山(標高500メートルくらい)を登山靴で登頂してみましょう。
(そんな低山がなければ、標高100なら5回、250なら2回のように考えてください)
ここでは、何が足りないのかを知る経験ですので、標高はあまり気にしなくても大丈夫です。
体力が足りないのか、登山靴に慣れていないのか、足や頭が痛くなるのかなどを経験することによって、次の時にどうしたらいいか、富士山ならどうしたらいいのかがわかってきます。
登山前にストレッチをお忘れなく。
低山登山の準備と実践は、別の時に書きます。
第十一週:把握できた自分の足りない部分を向上
七週目のメニューを繰り返します。走らなくていいので、坂が多いルートに変えてみましょう。
ここが足りないなと感じた部分を集中的に練習します。
例えば、息が上がるのが早いと感じたら、四〜六週目のメニュー、足が重いと感じたら、登山靴を履いて2時間の早歩きなど。
第十二週:標高1,000メートルクラスの登山
第九週〜第十週での低山登山で発見された課題をクリアできたのか、標高1,000メートルクラスの山を見つけて、登山してみましょう。
できれば、1,500メートルあると実践に近い登山になります。
(富士山は、3,776メートルあり、大体2,500メートルくらいから登り始めるので、1,300メートルの登山になるためです。)
ここでも今の自分に何が足りないかを把握し、それを自信を持ってクリアできるようにします。
クリアできていないようでしたら、次週からクリアに向けてトレーニングを繰り返します。
第十三週:準備完了
1,500メートルクラスで洗い出した課題点をクリアしたら、いよいよ富士山登山の準備です。
