
服の選択
富士山に登っていると標高が高くなればなるほど気温が下がります。
登り始めは、長袖一枚でも問題ありませんが、だんだん寒くなってきます。
小休止の時にウィンドブレーカーを羽織るなど体温調整をしてください。
標高が100メートル上がると0.6°下がると言われています。
1300メートル上がるので約8°気温が下がります。
風が吹いていれば体感温度はその倍くらい寒いです。
26°で登り始めても山頂では10°くらいにしか感じません。
私が登頂した時には、山頂で4°でした。
途中からダウンを着て登ってました。
寒いと体が思うように動かなくなり、つまづきや転落に繋がることもありますので、体温の調整は疲れていてもしたほうがいいです。
人助け
富士山だけではないのですが、困っている、体調が悪そうな人には、声をかけてあげましょう。
特に周りに人がおらず、相手が一人の場合ならなおさらです。
自分の持っている装備で、体調が悪そうな人に何かしてあげられることがあったら、迷わず助けましょう。
水分が足りないなと思ったら、自分が持っている水分を取らせてあげる、頭痛がしていたら痛み止めをあげるなどできることはあるはずです。
全く動けない場合には、今日の登山は諦めて、警察か救急車を呼び、付き添って下山します。
他にも人がいたら、手伝ってもらうのもいいと思います。
もし、自分が単独行で動けなくなった時に声をかけてもらえるように人にも声をかけてあげてください。
救急車が来てくれて、もう心配なくなった時に登れる時間なら登りの続きをする、時間的な猶予がなくなっていたら下山を心がけましょう。
今度は、自分が怪我をすることになるかもしれません。
無理は禁物です。
